2024年07月08日

いつか今日に戻るために

■特別な街

秋葉原に初めて来たのはまだ上京する前、2泊3日の旅行。
マクドナルドくらいしか開いてない早朝、それでも中央通りに立った時の興奮は覚えている。
遠く視界の果てまで続くギークな店構え。

あれから長い時が経った。
街は何度もその流行を変え自分自身も変わったが
それでも自分にとってホームというべき街であることは変わっていない。
と言いつつ、今は近くに住んでいないのだが。

さておき、特に変化が激しいこの街、昔の写真を見ると「こんな風景あったか?」と思うことがある。
自分は写真や動画を全く残しておらず、他の方が撮った古い動画を見たのだがまったく記憶にない店多数。
誇張ではなく365日朝から晩まで居た時期なのに。

もともと興味のあること以外極端に認識が下手な性質ではあるが、それにしても、というほどに覚えていない。
ただ、たしかにあの頃あったはずの風景を思い出せないのは寂しいと感じてしまう。

かねてよりGoogleMapでずっと昔まで遡れればいいのに、その中をVRで歩ければいいのに、と思っていたが
そんな折、vision proと空間ビデオが発表された。
iphone15 pro/pro maxならば撮影できるらしい。

pro.jpg
私はiphoneの新調を決めた。
そしてvision pro発売である。

■まだまだ発展途上の空間ビデオ、期待以上のパノラマ写真

発売から1週間、vision proは想像以上に使い倒すことになった。
正直少し映画見たら飽きると思ったのだけど。

あくまで映像視聴がベースで、ついでに何かをするハードという位置づけに我が家では収まっているが
これが滅法快適ですっかりホームシアターの出番が減ってしまった。
音響は比べものにはならないけれど、どこでも好きな場所で、好きな姿勢で、他のこともしながらの視聴は便利すぎる。

とは言え期待していたのは映像視聴だけではない。
わざわざiphoneまで更新したのは「今」を切り取って記録しておくため。

というわけで灼熱の秋葉原、日曜日、歩行者天国である。
事件が起きたりコロナが起きたりと何度も難しい時期を乗り越えて、毎週開催まで無事戻った歩行者天国。
これほどビデオを撮るのに向いた日もない。

というわけで早速撮影。
が。
image1.jpg
うーん。
いや確かに立体感がないわけではないんだけど、通常の動画とそこまで差を感じない。

更にはオリジナルのビデオよりなぜか視界が狭く設定される上にビデオサイズも固定されてしまい、ちょっと物足りなさを感じる。
やりたかったのは全画面投影による、その場にいるかのような体験。
Apple公式のサンプルで提供されたスポーツ観戦のビデオは素晴らしかったのであれを自分でも撮りたいのだけど、
画質やFPS以前に表示される動画サイズの時点で大きく制約があるのは残念。
正直これなら通常の動画でいいかな。
プロモーションされていたかのような、その場に手を伸ばしたくなるような存在感、には程遠いというのが感想。

一方、別にiphoneでなくともpro maxでなくとも撮れるただのパノラマ写真。
この機能ほとんど使ったことがなかったのだけどvision proで見るとこれが素晴らしい。
image0.jpg
これは正面のキャプチャですが、右を向けば右の、振り返れば後ろの風景をそのまま見ることが出来ます。

360°、画面いっぱいのサイズで表示されるパノラマ写真は静止画でこそあれ
まさにその場の風景を切り取ったかのよう。
撮影が難しく、人がいると変な風に人が重なって表示されがちなのは難点だけど。

遠いいつか。
このパノラマ写真を見返した時、2024年の七夕の暑さと共に懐かしく思うのだろう。
きっとその時にはまた大きく変わった街の風景と見比べながら。
その日のために暫くパノラマ写真を撮り続けよう。

パノラマ写真は誰でも撮れると思うので、vision proを使う機会があればぜひ一度試してほしい。
posted by ポワロ at 01:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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