2019年06月15日

終活の勧め

■終活、してますか?

胡散臭い書き出しですが。

両親が旅立って、さてあれは何年前だったか…。
と今年の法事も終え、もろもろの整理がついたところで終活の話など何かの参考になれば。


そもそも終活とはなんぞや。
wikipediaさんによると

>終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略。
>人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。

らしいです。

遺言書残したり「わしが死んだら灰はエーゲ海に・・・」とかですね。
後者は一度言ってみたいんですけど、そもそもエーゲ海行ったことないわ。





■急に亡くなった!その時起きること

「生きているうちから死んだ後の話をしてはいけない」みたいな風潮がまだまだ少なからずあって、
今夜が峠です・・・となってから慌て始めるのはよくあること。

我が家でした。


そうは言っても、いきなりお亡くなりになることだって当然ある中
何の備えもないと残された人間は大変苦労します。しました。


というわけで我が家のケーススタディとして、起きたことをプライバシーにかからない範囲で。
ちなみに、ご両親が自分一人で回しているような自営業だったりすると難易度は跳ね上がると感じています。



■連絡先が分からない!
亡くなったらすぐにお通夜とお葬式の段取りに入るわけですが、いきなりの関門。


誰を呼べばいいんだ・・・?


新聞社から「お悔やみを載せませんか」というご連絡があるかと思うので、
無料の範囲だけでも乗せておくとある程度はカバーできます。

とはいえ新聞の購読率もどんどん下がっている最中であり、
そうでなくとも遠方には当然リーチできない。


別に無理して呼ばなくたっていいんじゃない?
と考えていましたが、これはこれで葬式をやる側にも不都合が出てきます。

・遅れて訃報を知った方からコンタクトが来る
葬式の一番いいところは、故人を偲んでくださる方とのコミュニケーションが、
通夜・葬式とやっても2日間にまとめてしまえることです(火葬・納骨はごく限られた人数になるので省略)

残された人にも毎日の生活があるので、葬儀の後にも頻繁に対応をするのは心身共に負担となります。
とはいえ呼ぼうにも故人との関係性が分からない、そもそも連絡先が分からなければコンタクトしようもない。


・「不義理を働いちゃダメ!亡くなった人が悲しむよ!!!」みたいなことを言い出すヤツが一人くらいいる
お前はイタコか。

うちの周りだけかと思っていましたが、同じような経験をした話をちょいちょい聞くので
決してレアケースではないのだと思います。

そういうことを強硬に主張する人ほど、諸々の後始末に対して何かする立場ではなかったりするので、
お前本当に(罵詈雑言)

とはいえ、こう言った主張と真正面から対決するのは、臨終→通夜→葬式 とほぼ不眠不休の
コンディションの中では厳しい。
「亡くなった人間の意向」が明確になっていたならば、それを大義名分にできるので非常に楽になるかと思います。



■借入金が分からない!

会社員だとあまり問題にならないですが、
自営業だと銀行からの借入金が大抵あると思います。
とはいえ、銀行は放っておいてもきちんとした書類を揃えて連絡してくるので
それほど困らないと思います。

問題は個人からの借入金があった場合。
親族だったり友人だったり、仕事でお付き合いのある方から借りたりしていると非常に大変。

借りたにしても、書類がきちんと揃っているかどうかなんてのは
遺族からすると分かりようがないので、最終的には先方の借用書をもとに判断するとしても
「いくらかわからないが、借り入れがあるらしい」というのは、
遺産相続するか放棄するかの判断にも影響するため、非常にストレスになります。
(相続の範囲でだけ返済する「限定承認」もありますが、諸々難易度が高いので省略)



■売掛金も分からない!

これはもう、こちら側できちんとした帳簿を残していないと
(残していたとしても、どこに帳簿があるかも含め遺族が分かるようになってないと)無理です。

故人とどれだけ親しく付き合っていたとしても、亡くなったとなれば
義理堅くお支払いに来てくださる方は極めて稀です。

あとで踏み倒されていたことに気づいた事例は我が家でもありましたが。。
本来遺族がどうこうの世界ではないと思いますが、生前からの帳簿管理も含め
十分な対策をしないと最悪「売掛が回収できないことにより、返すべき借り入れが返せない」ことで
周りに迷惑をかけてしまうこともあり得ます。



■どうしてほしいのか分からない!

葬式なんて安いのでいい、戒名も最低限でいい

自分の葬式について考えたとき、そういう風に思う人は少なくないと思います。
が、葬式を取り仕切るのは、生前から手配をしていなければ「自分ではない誰か」になります。

そうなってくると
・「不義理を働いちゃダメ!亡くなった人が悲しむよ!!!」みたいなことを言い出すヤツが一人くらいいる
本当お前一回(聞くに堪えない罵詈雑言の嵐)

もちろん個人に対して立派なお葬式をしてあげたり、出来る限りを尽くすということを否定するものではないですが、
それで残された人間が大変な思いをするのも望ましいことではないと思います。
かといって簡素に偏ればいいかと言うと、周りの雑音はさておいても、遺族側で「これで十分だったんだろうか・・・?」という
モヤモヤを残すことに。

それを防ぐには、やはり「故人がどうしたいか」が明文化されていることです。



■残された人が困らないように

長い前置きでしたが。

自分のためというより遺族のために
終活しておくと残された人の苦労が減るよ、という話。

周りの人と生前から話をしておければそれが一番でしょうが、
やっぱり「もしもの時の話」ってまだまだしづらいんじゃないでしょうか。
わざわざ家族を集めて「私が死んだら〜」とか言い出すと

大病でも患ったのかな・・・?

と心配されそうですし。
かといって遺言書まで作るのも大げさだし、そこまでするほどの資産があるわけでもなし。
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そんなところで、エンディングノートとか色んなのが売ってるので
一度書いておくと安心じゃないかと思います。

・(友達少ないから)この人たちだけに連絡してくれればいいです
・借金ないです
・貸付もないです
・銀行は3つ口座あります
・葬式は最低限でいいです
・遺影の写真これつかってね。これ、すごい気合い入れて撮ったやつだから。

みたいなことをまとめておくと、たったこれだけのことでも遺族は楽になります。
大抵は「作成した日」を書く欄がありますが、時間が空きすぎていると
情報が最新なのか遺族が判断に困ると思うので
一年に一度くらい「内容確認して更新した」旨書いておくと尚よいかと。


なにより
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gazou3.jpg


最重要ですね。


備考に「絶対見るな、電源も入れるな、HDDとSSDは専門の破壊サービスを使ってください!!!」
まで書こうか悩みましたが、そこまで書くと逆に見られそうなので止めました。

兄弟姉妹はともかく、子供や甥姪に見られるとダメージでかいと思うので
最低限ここだけは残しておきましょう!!!!

これが言いたかっただけなのに長くなった(´・ω・`)

posted by ポワロ at 17:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする